Chamomile

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カモミールのように・・・              優しくたくましく

生きるスピード

childrenmammyさんの日記を読みながら、
ここのところ、ふとした時にいつも考えていたことを、また考えたりしている。

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同じ家族でも、当たり前だけど生きるスピードが違う。。。
生きるスピードと言うと大袈裟かもしれないけど、
朝起きて布団から出るスピード、顔を洗ったり身支度をするスピード。
ご飯を食べるスピードなどなど日常生活のことはもちろん、
一番違うのは物事を考えたり、行動に移すスピード。。。

今まではあんまり気にならなかったから、
これは子供が大きくなってきたから感じることなのかもしれないなぁ。

家族以外の人のスピードが違うことは、
よぉくわかっているつもり。
相手の方が考え、出す答えをゆっくりじっくり待つことも
日常茶飯事だし、相手の方の考えを聞かせていただけることに
喜びすら感じてしまう。。。

それがわが子の事だとどうしてこんなにわからずや母ちゃんになってしまうのかな?

我が家の息子19歳。
今年の夏が来ればもう20歳になる。

考えてみれば、彼は昔からそうだったかもしれないけど・・・
結論を出し、行動に移すまでにものすごく長い時間をかける。
私は、彼に比べると数倍の速さで答えを出し、すぐ行動に移してしまう。

どちらが正しいわけではないが、時間のずれは時々考え方のずれにも思えてきて
彼が出す答えを待ってあげることができないと言う現象を引き起こす。

「早く早く!! それからどうするの!!」

私はこんな自分がほんとうは嫌だ。
どうして待ってあげられないんだろう?と後になって不思議に思う。。。








先日のりこの最期のときを、見守ってくれたのは息子でした。
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その日は朝からりこの様子がいつもとは違い
いつ急変してもおかしくない状態でした。
息子は率先してりこの側にいるというので
お願いすることにしました。

お布団の上に横たわるりこ。
体温の調節が困難になり、身体がだんだん冷たくなってくる。
60℃のお湯をペットボトルに入れての簡易湯たんぽで
布団の中を暖める。
ワンワンと吠えることができないので「キューンキューン」と
小さな声で鳴く。
そのたびに「どうしたの?大丈夫?ここにいるよ」と声をかける。
お水を飲むのも口元に持っていかないと飲めず
おしっこも大人用のオムツにしっぽの穴を開けて
そこにしている。
おしっこで汚れたおしりやしっぽは
温かいタオルでそのたびにふき取ってあげる。

まだまだたくさんある、りこの世話を率先してしてくれると言う息子。

そして。。。私が出かけるときに
「お母さん、もし、呼吸が止まったらどうしたらいい?」と・・・聞く息子。

「もしも、呼吸が止まりそうだったら見守ってあげてね。
もしも、呼吸が止まったら・・・
そうだなぁ、ペットボトルだけは外して、お母さんに連絡してね」と言い残し
仕事に出かけて行った母、私。。。


そして、息子はちゃんと言うとおりにりこのことを見守ってくれた。
きっと、ものすごく悲しくて、苦しくて、辛かったに決まっているのに・・・

メールで「お母さん、りこの呼吸止まっちゃった。どうしたらいい?」と・・・ひと言。

後で聞くと、まだ勤務時間中だったからメールにしたと言う。
お父さんは一番悲しがるから連絡できなかったと言う。
妹は学校から帰ってくるのにこんな連絡したら危ないから連絡しなかったと言う。

もっと後で聞くと、呼吸の止まってしまったりこのことを、
30分近く呼び戻していたと言う。

こんな息子を愛おしく思う。
素敵だと思う。
優しい子だと思う。


こうして書いていたら、ゆっくり答えを出す息子のことが
少し、わかったような気がしてきた。
社会に出たら大変だから・・・とか、
普通はもっと~だとか、
言わなくてもいいのかもしれない。。。

私から生まれた彼は、もう立派な一人の大人なんだって思ってみよう。。。
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Commented by childrenmammy at 2008-02-18 14:05
yasukoさんの想い。
すごく すごく 分かります。
今まであまりこんな風に表されなかったから知らなかったけれど、
ひょっとしてyasukoさんの息子さんと、うちの息子、
タイプがすごく似てるのかもしれません。
そして、ついつい「普通はもっと・・・」とか、思ったり言ったりしてしまう。
息子のことになると・・・つい。
すごく分かります。

りこちゃんにずっとついててあげた息子さん。
健気で健気で涙が出ました。
悲しくてたまらなかったでしょうにね。。。

私たちはつい、頼りない子供の頃のままの息子が見えてしまうけれど、
ほんとうはもっと信じて離れてみなくちゃいけない時期なのですね。
私も心にとめて暮らします。
Commented by yasuko-sign at 2008-02-19 07:32
☆ childrenmammyさんへ ☆
childrenmammyさん、コメントありがとう!
childrenmammyさんのおかげでこんな風に考えることが
できました。
ここのところ、このことがずっと私の頭の中にあって・・・
もちろん頭で考えても答えが出る訳じゃないんだけど、
もんもんとしていました。

子育て、親育て、子離れ。。。
こんな経験ができて、こんな風に悩めることって、
大切なことかもしれませんね。
私も「心にとめて」暮らそうと思います。

お伝えせずにリンクしてしまってごめんなさいね。
(大丈夫だったかな?m(..)m)

心からありがとう!!
できることなら、二人を逢わせてみたいですね!!(笑)
Commented by river at 2008-02-19 22:42 x
とても優しい息子さん。
涙が止まらなくなりました。。。。。。
また冷静になったら来ます
Commented by nana at 2008-02-19 23:01 x
そうだったのですね。息子さんがりこちゃんのそばにずっとついていて
くれたのですね・・
電話をメールにしたことや、妹さんを気遣う気持ち、
本当に優しくて涙がでてきてしまいました。
まるでりこちゃんが「うちのお兄ちゃんはこんなに優しいのよ~」と
yasukoさんに改めて教えてくれたみたいに、
今こうして立ち止まって、息子さんに向き合って・・。
そんなyasukoさんも、私はすごいなと思うし優しいなと思います^^
(自分が)おばあちゃんになっても子供は子供、なんてよく言うけれど
一人の大人、なんですね。 
難しいと思う・・本当に。
childrenさんのお話も、それからyasukoさんのお話しも
私も心にとめて暮らしていきたいです。
たくさん教わりました・・ありがとうございます!
Commented by simple2601-chil at 2008-02-20 15:40
なんだかchildrenさんの所といい、yasukoさんといい
読んでいてジーンとしてばかりです。
息子さんとyasukoさん、御主人、娘さん。
みんな自分のペースを持っていて
それでいて、みんながお互いを思いやり、認め合っていて…
素晴しい家族だと思いました。
でも、「母ちゃん」てそれがたまに見えなくなっちゃって
私もいつもセカセカとしてしまって…反省です。
「もう立派な大人」…そう思ってみようと決めたyasukoさん
yasukoさんも立派です。とっても!
私もいろいろ教わりました。ありがとう!

それにしても、どちら様もみんな優しい子供達ばっかりで…
なんだか泣けてく〜るです!
Commented by yasuko-sign at 2008-02-20 23:01
☆ riverさんへ ☆
ありがとうね。
私もここに書きながら、息子の気持ちを考えてみました。
息子ながら・・・すごいことかも?と思えてきました。
Commented by yasuko-sign at 2008-02-20 23:12
☆ nanaちゃんへ ☆
>まるでりこちゃんが「うちのお兄ちゃんはこんなに優しいのよ~」と
yasukoさんに改めて教えてくれたみたいに・・・

nanaちゃんに言ってもらって、そうだったんだねって思いました。
りこがいなくなって早いもので一ヵ月。。。
写真に向かって「おはよう」「行って来るね」「ただいま」「おやすみ」
と、繰り返す毎日。。。 私たちの心の中で生きているりこは、もう何処にも行きません。

息子にたくさんの勇気を与えてくれたりこ・・・
娘にたくさんの優しさを教えてくれたりこ・・・
スピードは違うけど、一緒に歩んで行けたらな!と思います。

私は、23歳で母になり、未熟で、子供たちに何にもして上げられない母だと思っていますが・・・
一緒に育っていけばいいんだなぁ~ってあらためて思いました。
こちらこそ、ありがとう!
nanaちゃんに勇気づけられました。



Commented by yasuko-sign at 2008-02-20 23:24
☆ simpleさんへ ☆
素晴しい家族だなんて恐縮してしまいます。
そんなぁ~~

でも、やっぱり人は一人では生きていけないんじゃないかなぁ~
って、漠然と考えています。
「母ちゃん」は失敗も繰り返すけど、子供を思う気持ちはほんとうだから、きっと通じていると思うのです。

simpleさんのところの娘さんだって素敵じゃないですか!
旅立ちの唄♪練習されていますか?
私も聴きたいなぁ~~
by yasuko-sign | 2008-02-17 22:45 | Diary | Comments(8)